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【体験談】元教員・未経験からゲーム業界へ~転職活動と入社後の話~

「なぜ教員を辞めてゲーム業界に転職を?」
1年前のある日、私は色鮮やかな面接者用の椅子に座り、その質問を受け止めました。
季節は春で、でもとびきり暑かったことを覚えています。緊張もあったでしょう。慣れないスーツの中が汗だくでした。

安定した職を捨てゲーム業界へ。
他の全てのゲーム会社でも聞かれた質問や志望動機は面接ではマスト。必ず聞かれることです。
特に元教員の私の経歴はとても珍しいので、そういう意味でも気になるでしょう。

私は緊張と恐れを飲み込んで答えました。
「ゲームは総合芸術だと思うのです」

……その理由は後で語ります。

 

 

申し遅れました。名古屋デザインチーム所属の「ばしこ」といいます。
1年ほど前からクリーク・アンド・リバー社で業務委託として働いております。

本記事はこういった人たちのために書きました。
・異業種からゲーム会社に転職したい
・ゲーム会社で働くことに興味がある
・ゲーム会社に入社したその後
お役に立てば幸いです。それでははじめます。

 

 

異業種から転職の経緯

まず私の経歴と、現在の仕事について説明します。

子どものころから創作活動、とりわけゲームが大好きで、いつか自分でも作りたいと思っていました。
美大か専門学校に行きたかったのですね。しかし家の事情で安定した職に就く必要があり、2番目にやりたかった先生の仕事を志すことにしました。
一旦は教職に就くのですが、やはり夢は諦められず。諸々落ち着いたタイミングで退職し、個人事業主になります。
けれども1人ではリソースが足りません。何が分からないのかも分からない状態。

そこで「ゲーム制作のためにはゲーム会社で働くのがいいのでは」
と思い立ち、転職を決意しました。(ここが冒頭に繋がります)

 

「ずっと先生やってれば?」

就職活動は難航しました。
元々異業種への転職は難易度が高いと言われています。加えて私の場合は元教員。一見全く関連性がない職種なのです。
ゲーム会社では志望者の多くが美大か専門学校からやってきます。大学が教員養成系の私は基礎が全くありません。
趣味でやってたくらいじゃ太刀打ちできるはずもありません。
ゲーム業界は人気があり、実力ある多くの方が志望してきます。塩対応も仕方ない話なのです。

けれども私はめげませんでした。夢を叶えたかったからです。
半分意地だったかもしれません。

「なぜ教員を辞めてゲーム業界に転職を?」
また鼻で笑われるかもしれない。
でも私は答えを変えませんでした。嘘はつきたくなかったからです。

「ゲームは総合芸術だと思うのです。
たとえば絵画は置かれる場所の環境や額縁に印象が左右されますよね。
音楽も聴く場所や機器に印象が左右されますよね。
小説などもそうです。
その点、ゲームは絵、音楽、シナリオを制作者の任意のタイミングで表示することができます。
かなりの精度で狙った印象を出すことができる。
思い通りの世界観を表現することができるのです。
総合芸術のゲームには無限の可能性があります。」

少し間を置いた後、面接担当者の方は
「面白い考えですね」
とほほ笑んでくれました。

後日連絡が来て、クリーク・アンド・リバー社への採用が決まりました。

採用通知のメールにはこのようなことが書かれていました。
「真面目なお人柄とゲーム業界に入りたい熱意が非常に伝わってきた。
ポートフォリオを拝見したところ、ばしこさんの現時点での実力ではゲームデザイナーをお任せすることは難しい。
しかしゲーム会社への意欲に弊社としては何とかお応えしたい。希望と異なるポジションではあるが〇〇という職であれば採用できる。いかがだろうか」

飛び上がるくらいうれしく思いました。
「元教員」の肩書きではなく、私自身を見てくれたように感じたからです。
ポジションの違いは全く気になりませんでした。(転職活動を通して自分のスキルのなさは痛感していました)
それよりも「至らない私のために職を用意してくれたのだ」という感謝の気持ちがありました。「この人たちと働きたい!」と強く思いました。

そうして1年が過ぎ、今に至ります。

 

入社後の話

現在の働き方はこのような形に落ち着いています。

クリーク・アンド・リバー社を含めて3つの取引先があり、お仕事を頂いています。3足の草鞋を履いて生活している形ですね。
業務形態は会社員ではなく業務委託です。

 

労働時間

時期によりますが、基本的には一般的な会社員の人よりやや多いくらいです。クリーク・アンド・リバー社では週3日固定の時間で勤務していますが、
他2つの取引先はフルフレックス(好きな時間に働く)で作業しています。

 

スキル

ゲーム業界にやってきて、意欲的に学び、スキルが急激に上がり、バリバリデザイナーとして活躍しています!!
ということは全然ありません。笑
「お話にならないレベル」が「ギリギリ在籍できるレベル」に成長したくらいです。素人に毛が生えた程度ですね。

(これは私のデザインの素地が元々ゼロに近かったことと、他にも仕事をしているため、なかなか勉強に時間を割けないということが影響しています。
次項で詳しく述べますが、同時期に入社した新卒の方のめざましい成長を見るに、会社の教育体制は非常によくできているものと考えられます。)

 

会社の教育環境

非常~~~~~に手厚いです。良い意味で「ほっといてくれない」のです。
会社の取り組みの一例をあげます。
・月1回のチームリーダーとの面談(自身のキャリアプランや個人的な悩みまでとても親身に相談に乗ってくれます。)
・教材とマニュアルの整備
・ちょっぴりシャイでめちゃめちゃ親切な同僚(分からないことを質問しやすい!聞きやすい!)
たいへんに教育的な環境といえます。元教員が熱弁するくらいよくできています。

 

個人ゲーム制作について

仕事のスキルは「ギリギリ在籍できるレベル」な私ですが、ゲーム業界に在籍したことで個人ゲーム制作のスキルは上がりました。
今までは企画途中で頓挫してしまい、なかなか完成まで行きつかなかったのですが、はじめて!完成まで漕ぎつけることができたのです。

小さな作品ですが、私にとってはとても大きな一歩!
社内の方々にたくさん質問して、疑問を解決しながら制作できました。人的環境のメリットを強く感じました。

 

 

まとめ

本記事では私個人の経験をお伝えしました。

面接の話は今思い出してもうれしくなります。
信じて拾っていただいた恩は忘れません。大企業の懐の深さというのでしょうか。会社の方たちの人柄の良さもありますね。
クリーク・アンド・リバー社の素敵さが読者の方にも伝わっていれば幸いです。

名古屋デザインチーム所属の「ばしこ」がお送りしました。

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