こんにちは。
2DCGプラネットスタジオ アートチームのアダチです。
今回は2DCGプラネットスタジオのPMチームに入社されたMさんとYさんに、
「クリエイターからPM(プロジェクトマネージャー)への転職」についてお話を伺いました!
お二人とも今まさに“つくる側”から“まとめる側”へとキャリアを転換しているタイミング。
転職直後のリアルな声を聞くことで、PMを目指す人やクリエイターからのキャリアチェンジを考えている人にとって、ヒントになれば幸いです。
✍そもそも…2DCGプラネットスタジオのPM(プロジェクトマネージャー)って?
インタビューの前に2DCGプラネットスタジオのPMについてサクッとご紹介!
PMとはプロジェクトマネージャー(Project Manager)の略称で、
「みんなの力をひとつにまとめて、完成まで導くまとめ役」です。
クライアントとの窓口になったり、スケジュールを調整したり…
業務内容は多岐にわたり、プロジェクトの完遂に欠かせない存在と言って過言ではありません。
より詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください↓
<プロジェクトを動かす人の話>PM/進行管理ってこんな仕事です。
そして、2DCGプラネットスタジオではクリエイターのキャリアプランの一部として、PMへの転向が可能です。
実際にイラストレーターとして入社した後にPMに転向し、活躍中のメンバーもいます!
現在クリエイターとして従事されている方にとっても、キャリアのヒントになるのではないでしょうか。
🎙️インタビュー!
プロフィール
- Mさん:2025年5月中途入社。業界16年目の元2Dイラストレーター。
- Yさん:2025年3月中途入社。業界4年目の元3Dデザイナー。
では早速、MさんとYさんにお話を伺いましょう!
🧑🎨 Mさん
Q:前職ではどんな仕事をしていましたか?
Mさん:新卒で入ったコンシューマーゲームの開発会社ではUIを中心に、背景やスチルなどのイラストも担当していました。
その後、2Dイラストレーターとしてゲーム業界の様々な会社で開発や制作に携わりました。
Q:イラストレーターとして長くご活躍されてきたと思いますが、PMへの転職を考えたきっかけは何だったんでしょうか?
Mさん:二点あるんですが、一つ目は自分の中でのイラストレーターとしてやりたいことをすべてやり切ったこと。
二つ目は、制作会社で働いてみて納期管理の重要性に気付いたことです。
ADを経験した後、次のステップとしてチーム全体をマネジメントしてみたい気持ちがありました。
この会社に入社するずっと前からPMという選択肢は頭の片隅にありました。
Q:イラストレーターとして走り切ったが故のPM転向だったんですね。なぜプラネットスタジオを選んだんでしょうか?
Mさん:2DCGプラネットスタジオ主催のクロッキー会というイベントで、PMチームのメンバーと出会ったことがきっかけです。
話す中でプラネットスタジオの雰囲気を知り、すごく働きやすそうな会社だと思い転職を決めました。
Q:「雰囲気の良さ」全く同感です。PMとして仕事をこなす中でクリエイター経験は活きていますか?
Mさん:絵が描けることがPMとしての“武器”になるかというと、そうでもないです。
むしろ「自分ならこうするのに…」って思ってしまうことが、チームの亀裂になることもあります。
だから、武器ではなく“ツール”として使うようにしています。
例えばPMの役割として、制作物によって条件が都度変わる中で、柔軟に対応し社内のクリエイターに伝えることが求められます。
対応の選択肢が増えるという意味ではクリエイター経験はメリットになります。
でもそれを武器にはせず、当たり前にできることとして認識することが大切だと思います。
Q:過去の自分に伝えたいことは?
Mさん:特にないですね笑!
学生の頃に思い描いていた自分の中での「イラストレーターになったらやりたいこと」は全部やり切ったので、悔いはないです。
👩💻 Yさん
Q:前職ではどんな仕事をしていましたか?
Yさん:クリーク・アンド・リバー社の3Dスタジオ「COYOTE 3DCG STUDIO」でのアルバイトを経て、派遣で3Dデザイナーとして3年ほど働いていました。
Q:プラネットスタジオに入る前からクリーク・アンド・リバー社でお仕事をされていたんですね…!PMへの転職を決めた理由は何だったんでしょうか?
Yさん:3Dデザイナーとして続けるか、PMになるかで迷っていたんですが、
長くやりがいをもって続けられるのは「現場のクリエイターを支えること」だと思ったんです。
派遣時代にはチームリーダーを任されていたこともあり、進行管理や人をまとめること対して適性があるのかも?と感じていました。
Q:第三者から見てもマネジメントの才能があったということですね。入社の決め手は何でしたか?
Yさん:好きなコンテンツに関われることと、教育体制が整っていたことです。
アルバイト時代にクリーク・アンド・リバー社の社風も知っていたので安心感がありました。
同じ社内でも3Dスタジオから2Dスタジオに変わったことで職場の雰囲気は変わりましたが、根本的な価値観は変わらないと感じています。
Q:PMの業務で大変なことはありますか?
Yさん:クリエイターの頃は対応したことが無かった先方とのやり取りや、スケジュール調整の多さなどは大変ですね…。
今は学ぶことがたくさんあります。まずは戦力になれるように頑張りたいと思っています。
Q:PMとして意識していることは?
Yさん:クリエイターだった頃、PMからすぐに返信が来るとすごくありがたかった。
今になって思えば、それって当たり前じゃなかったと気付きました。
だから、私はリアルタイムで動けるPMになりたいです。
Q:過去の自分に伝えたいことは?
Yさん:もっと技術を磨いておけばよかったなあと思います。
仕事終わりや休日にポートフォリオを作るとか、個人で勉強するとか。バイタリティ、大事だなって思います笑
✨ まとめ:PMはつくる人の気持ちがわかる“まとめ役”
MさんもYさんも、クリエイターとしての経験を活かしながら、PMとして新たなキャリアを歩み始めています。
「つくる人の気持ちがわかるPM」は、チームにとって大きな存在。
これからPMを目指す人にとって、2人の言葉はきっとヒントになるはずです。
現在、2DCGプラネットスタジオでは一緒に働く仲間を募集中です!
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