こんにちは!
ブログ運営担当のデザインチーム髙橋です。
前回の【就活生向け 第1弾】業界に入ってから気づいた!若手クリエイター「ポートフォリオ制作」のポイントに引き続き、入社1,2年目、アート・デザイン・アニメチームの若手メンバーに、今回は就活当時の「面接」について振り返ってもらい、数多くの選考を経験してきたからこそ気づいた「面接の改善点」を取材いたしました!
アートチーム(イラストレーター)
■当時の面接準備・意識したポイント
学校の就活指導の先生と相談をしながら、話す内容や質問の予測などの前準備をして、何度も本番のように練習を繰り返しました。
実際では、自分が提出したポートフォリオを見てもらいながら、イラストの制作時間や得意なテイスト、使用できるソフトなどの制作に関わる質問が多かったです。
具体的に
・好きなイラストレーターの話(自分の作品のどの部分に活かしたかなど)
・いつ頃からイラストに興味を持ったか
・どのようなゲームを作りたいか
・好きなゲームの話
・デザインとはなにか
他には入社後のビジョンなどを聞かれました。
自分がどのようなデザイナーになりたいか、目標は大きく熱意を伝えました。
■就活を終えてから気づいた改善点
会社理解を深めるためにも、受ける企業の説明会は1回は参加した方が良いと思います。
また、面接の中でゲームの話はまず話題にあがりますので、
受ける企業が制作に携わっているタイトルについて、自分なりの意見を話せるようにしておくと良いです。
その他、ラフ・線画・仕上げのうち得意なものをあらかじめ考えておき、
その内容をポートフォリオに記載したり、面接のとき話せるようにしておけるよう準備をすることも大事だと思います。
デザインチーム(UI・グラフィックデザイナー)
■当時の面接準備・意識したポイント
日ごろ面接のネタになりそうなものは(自分のいいところ、ゲーム、デザインに関すること)常に探すように意識して過ごすようにしていました。実際には、好きなゲームの話や、ゲーム業界を志望した理由、デザインについての話や、デザインのスキルの話をしました。
具体的に
・好きなゲームのいいところ、直した方がいいと思うところ
・どうUIを学んでいたか(講演レポート記事を具体的に話したり)
・自分にとって、デザインとはなにか
・自分のデザインスキルの強み、弱み
・ゲームはどう作られているのか
などを聞かれました。
デザインの知識はまだまだですが、とにかくUIが好きという想いや熱意を伝えました。
■就活を終えてから気づいた改善点
自分のことに対してだけでなく、デザイン、ゲームに関しての質問も多かったので、自己分析だけでなくそういった職種ならではの知識と自分の兼ね合い的な部分ももっと意識的に考えておくべきだったと感じました。
アニメチーム(2Dアニメーションデザイナー※Live2D・SPINE等)
■当時の面接準備・意識したポイント
面接練習をしても頭が真っ白になることが多かったため、本番に向けて意識を変えて挑みました。
当初は準備してきた内容通りに話すことに集中しすぎて、臨機応変に対応できていなかったのですが、
リラックスして挑むことで上手く話せるようになりました。
(私の場合は、バイトの接客中をイメージして話していました。)
また、アニメーションに関する話題には、すぐ答えられるように準備しました。
具体的には、どんなアニメが好きという些細なものから、在学中に学んだ技術的なことなど様々なトピックを用意していました。
学校にあった就活データで先輩のポートフォリオや記録を見たり、同じく2Dアニメーションデザイナーを希望していた友人から話を聞き、対策の上で参考にしていました。
■就活を終えてから気づいた改善点
自分がアニメーションの何を学び、何に興味があり、何がしたいのか、しっかり伝わるように意識することが大事だと思いました。
自分自身が就活の例文やパターンに全く当てはまらなかったため、
言葉や文章にできず、かなりの不安に襲われることもありました。
もっと力を抜けというのは無理な話なので、無駄に大きな不安と戦わず分析を繰り返して、
面談などは資料作って見せながらすると良いのかもと感じました。
最後に
やっぱり、面接は緊張しますよね・・・。
ですが、自分の作品や好きなゲームの話を織り交ぜて面接が進められるのがゲーム業界のクリエイター職のいいところ!
自分の話し方の特徴に合わせて、緊張が和らぐ話題を準備しておいたり、事前に自分で資料を作ったりと、なにか工夫ができるとより自分らしく話せるのかもしれませんね。
少しでも面接対策の参考になれば幸いです。
今回で2回目の就活記事でしたが、これからも不定期にご紹介していければと思っておりますので、ご興味のある方はぜひまた覗いていただければと思います。
最後まで閲覧していただき、ありがとうございました!