
こんにちは、ARTチームのアダチです!
今回のテーマは「AD(アートディレクター)」です!
イラストレーターとして経験を積むと、必ず一度は耳にする「AD」という役職。
魅力的に感じる人もいれば、「自分で制作する機会が減るのではないか」と不安になる人も多いかと思います。
本記事では、ARTチームのリーダーと現役ADであるSさんにインタビューを行い
- AD経験がイラストレーターのキャリアにどう貢献するのか
- ARTチームではどんなADが活躍しているのか
などなど、深掘りしてご紹介します!
ARTチームリーダーへ聞く — ADへのキャリアアップと求められるスキル
― ADの業務とは?
細かい業務内容は会社によって異なるのですが、ARTチームでのADの仕事は「制作物全般のクオリティを管理すること」といえます。
具体的には社内のイラストレーターや外注の方が制作した作品に対してフィードバックを作成したり、先方から頂いた指示書やレギュレーションと照らし合わせて相違がないかをチェックする等です。
— ARTチームは「ADに挑戦しやすい環境」だといえますか?
はい、挑戦しやすい環境だと思います。
制作会社であるプラネットスタジオでは常に複数の案件が動いているので、難易度やジャンルの幅が広く、得意なジャンルからADに挑戦しやすいのが特徴です。
ただ、チャレンジしやすい環境だからと言って、水準が低いわけではありません。
会社によってはイラストレーター未経験可のADポジションがあったり、フィードバックの際にあまり手を動かさない場合もありますが、
ARTチームのADはしっかり手を動かして赤入れすることが多いので、技術力と対応力が求められます。
— ADにキャリアアップする際はどのようなプロセスがあるのでしょうか?評価基準などあれば教えてください。
評価基準は技術面とコミュニケーション面の2点です。
技術面では
- 制作者として担当案件で“自走”できているか
- スケジュール・クオリティともに監修が不要なくらい安定しているか
を見ていて、
コミュニケーションについては
- 考えを言語化して伝えられるか
- 疑問や問題があった際に自分から相談・共有ができるか
などを重要視して、それぞれのポイントをクリアできている方にお声がけしています。
ADは絵がうまいだけでは成立せず、伝える力と自らコミュニケーションを取ろうとする姿勢が求められますね。
また、ADになった後もすぐに独り立ちするわけではなく、
フィードバックのダブルチェックを先輩ADに担当してもらうなどフォローアップ体制はしっかりしているので安心してくださいね!
ただしここでも、困ったことは積極的に聞きに行く主体性は必須です。
— ADになるメリットとデメリットは?
まずメリットですが、プラネットスタジオにおいては「AD=昇格」という位置づけなるので、シンプルに年収アップの期待ができますね(笑)
あとは、業界全体的にADの需要が高いので、キャリアの選択肢を広げることができるかもしれません。
デメリットについては、監修業務が中心になり制作時間が減ってしまうことですね…!
制作に特化して輝ける方もいるためADになるのが必ずしも正解という訳ではありませんが、AD経験がスキルアップにつながるのは確かなので、興味があるならぜひ挑戦してほしいです。
現役ADのSさんに聞く — ADになって感じた変化とその価値
— ADを目指したきっかけはなんでしたか?
僕は中途入社なので、ADになったのは前職です。
業界に入った当初はADという役職すら知らなかったのですし、なりたいという気持ちもなかったですね。
でも、先輩がバリバリ働いているのを見て「先輩のように働きたい」とずっと思っていました。
今振り返れば、当時その先輩がやっていたのはAD業務そのものでした。
ただ同じADとは言っても、前職では進行管理やアサイン含め一つの案件を一人でディレクションしていたのに対し、
ARTチームでは様々な案件を流動的に回しながら監修業務を行うので、業務内容は異なりますね。
※プラネットスタジオには進行管理などの業務を専門的に行う「PMチーム」があり、ARTチームはアート制作・監修に専念できる環境があります。
PMチームについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
— ARTチームではどのような経緯でADになりましたか?
入社時はイラストレーターとして採用されました。
ADになるきっかけは、社内で難しいといわれている案件で、僕の制作物が先方に好評だったことです。
クオリティも要素の一つにあると思いますが、効率的な方法を提案するなど、積極的に案件に関わろうという姿勢が評価につながったのかなと思います。
それ以降、その案件のメインADを任されるようになりました。
— ADになってどんな変化がありましたか?
個人的にはいい変化があったなぁとめちゃくちゃ感じますね。
大きく3つあって
- インプット量が増えたこと
- 指示書から多くの情報を読み取れるようになったこと
- 客観的に見る力を養えたこと
ですかね。
まず、監修メインで仕事をするようになると、1日に数枚の絵を見ることになるので純粋にインプットが増えます。
インプットが増えると、目が肥えて判断力が上がります。
自分でラフを制作する時も、迷う時間がかなり少なくなり制作スピードが速くなりました。
次に、案件において先方が求めていることを常に考えるようになるので、指示書から読み取れる情報量が増えます。
ADは一番先方に近い立場で、常に正解に近い形を経験できるポジションかなと思います。
最後に、客観的に見る力についてですが、
ADを経験してから「絵を描く時と見るときでは脳の使い方が違う」と気づきました。
それを制作時に使い分けることで、自分の作品を客観的に見て、修正できるようになったと思います。
AD経験は関わった案件にしか生かされないという訳では全くなく、他の案件で制作に入る時にも確実に生きてきます。
— 逆に大変だと感じることは何ですか?
制作時間が減るのは仕方がないことなので置いておくとして、やはり責任が重くなるのでメンタル的に大変な時がありますね。
でも悪いことばかりではなく、むしろ責任を持ってやり切ったことは代えがたい自信や達成感につながると思います。
特にプラネットスタジオは社内にいながら開発系の案件に携わる機会も多く、勇気を持った提案や意図の汲み取りがとても重要です。
そういったメンタルや提案力はAD経験を経てかなり鍛えられたと思います。
— ADとして大切にしていることは何ですか?
イラストレーターへの敬意とコミュニケーションです。
プラネットスタジオは中途入社される方が多かったり、外部企業への出向から戻ってくる方がいたり…と、
スタジオの中でも初対面の方とお仕事をしてフィードバックを返す機会も多いです。
その為、イラストレーターを不安にさせない配慮や気持ちよく制作してもらえるようなコミュニケーションを心がけています。
「イラストレーターとAD」というと上下関係のように感じますが、そもそもイラストレーターがいないとADの仕事は成り立ちません。
また、フィードバックという言葉だけ見ると悪い部分を見つけることに意識が向きがちですが、
イラストレーターが個々に持つ能力を最大限引き出して、成長の手助けをすることもADの仕事だと思うので、良い部分を見つけてちゃんと伝えることが大事だと思います。
最後にコミュニケーション面でもう一つ。
これはプラネットスタジオ全体に言えることでもありますが、「全員で作る」意識が強い組織だと思います。
「得手不得手はあって当然、だからこそ互いを助け合えるコミュニケーションをしよう」という姿勢を持っている人が多いです。
終わりに
今回のインタビューから、ARTチームのADにはコミュニケーション能力が求められていること、AD経験はイラストレーターとしての成長にもつながることが分かりました!
只今プラネットスタジオでは一緒に働く仲間を募集中です。
採用に関する情報・ご応募はこちらをご覧ください!


